こんにちは、やなだです!
「試験は暗譜だけど、楽譜がないと不安」
「自由に演奏したいけど、暗譜ができない」
そんなお悩みの方に、効率が良い暗譜の練習方法をお伝えします
私はこのやり方で暗譜苦手を克服しました!
暗譜できない人がやるべき練習方法!①楽譜を読む時間を増やす
早速1つ目は、①楽譜を読む時間を増やす
いやいや、練習の時にいつも見てるよ。と思った方、そうではありません!
ピアノ、管楽器、弦楽器など、楽器を使って練習するときに楽譜を読む時間があるのは当たり前の話。
楽譜がないと練習になりませんからね
お伝えしたいのは、楽器を使わずに楽譜を読む時間だけを作る、ということです
楽器を使う・使わないの2つの違いとしては
楽器を使う:指の練習・呼吸の使い方・音のイメージ定着=感覚的練習
楽器を使わない:リズム練習・音楽構造の理解=理論的練習
感覚で練習する時は、指のことや息の使い方、体の使い方のように色々なことに意識がいきます
イメージ通りの音を出すためには、どの強さ・スピード感で弾く(吹く)のか、などなど
暗譜がしたいのに、それ以外のことを考えていたら集中できませんよね
そこで暗譜に集中するためには、楽譜だけに集中する時間が必要ということになります
音楽の流れ(②でお話します)や正確なリズム、自分自身ならどのように演奏するか
頭の中で理解することが、暗譜への近道です!
暗譜できない人がやるべき練習方法!②音楽の流れをつかむ
①で楽譜を読む時間が必要、とお話しました
②では具体的に〈どのように暗譜していくか〉のお話になります
ただ楽譜を読んだら暗譜ができる、そう簡単なものではありません
音楽は、1音始まれば終わりがくるまで流れ続けます
休符でさえも音楽の一部、流れは止まらないのです
それでは、具体的な方法を見ていきましょう
- 最初から最後まで、楽譜を見ながら頭の中で演奏する
- 暗譜したい曲を聴きながら、どのように演奏したいかを考える
- 作業中、BGMのように聴き流す
1.最初から最後まで、楽譜を見ながら頭の中で演奏する
まずは楽譜を準備
読書の時に物語を想像して読むのと同じで、楽譜を読みながら音楽を想像します
完璧にとはいいません、なんとなくで◎
単旋律楽器の方は、伴奏(あれば)も把握しておくとなお良しです
2.暗譜したい曲を聴きながら、どのように演奏したいかを考える
次に曲を聴きながら楽譜を一緒に読みます
感覚的には映画を見ているのと、似ているかもしれません
流れてくる曲、自分だったらどう演奏したいかイメージを膨らませます
もちろん、お気に入りの演奏者がいれば、最初は真似でも大丈夫です
最終的に真似の演奏だと、自分では演奏しにくい箇所が出てくると思います
そこはどう演奏するか、考える必要がありますね
自分が演奏したいように弾く(吹く)のが一番です!
3.作業中、BGMのように聴き流す
やはり一度繰り返すだけでは物足りず、音楽を体に染み込ませるのが効果的です
よく行くスーパーのBGM、何度も見るテレビCM
意識せずとも、自然と覚えてしまっていませんか?
意外と聴き流しの効果は絶大で、繰り返し何度も聴くことにより体に馴染んでいきます
通学・通勤中や単純作業をしている時にはおすすめです!
なぜ単純作業かというと、集中しているときは体に馴染みにくいから
わたしもよく聴き流しをしますが、気がついたら聴き流しではなく、音楽に入り込んでいます
集中する(勉強など)作業の時は気楽に聴ける曲の方が良いかもしれません
上記3つが、②音楽の流れをつかむ ポイントです
暗譜できない人がやるべき練習方法!③楽譜を見ずに練習する
ここまでくれば暗譜まであと少しです!
今までは 頭の中に記憶する=インプット 作業を中心的にご紹介しました
最後の練習方法としては ③楽譜を見ずに練習する=アウトプット の作業になります
この練習方法で気をつけるのは2つ
- 忘れてしまっているところの確認
- 伴奏パートも頭で流れているか
1.忘れてしまっているところの確認
楽譜を見ずに演奏していると、途中でなんだったか分からなくなる箇所があるかと思います
その時にもう一度楽譜を確認し、忘れた箇所に印を付けてください
また①や②の工程を繰り返す際に、自分の忘れやすいポイントが確認できます
2.伴奏パートも頭で流れているか
伴奏者の方がいる、もしくはアンサンブルの場合(ピアノソロは左手など)
聴き慣れているメロディ以外の音が聴こえると、違う音楽に聴こえることがあります
自分のパートだけではなく、他のパートも頭の中で流すことができれば完璧です
(※わたしは常に歌って覚えています)
今までお伝えした①②③を何度も繰り返し行うことで、暗譜効率が格段に上がるでしょう!
まとめ:暗譜できない人がやるべき練習方法3つ!コツとポイント解説します
ここまで解説しましたが、この方法が100人中100人成功!なんてことはないと思います
あくまでも1つの練習方法だと思って、参考にしていただければ幸いです
あなたにとっての最善が見つかりますように!
一緒に暗譜頑張りましょう♪