【クラリネット】ロングトーンのコツ伝授！今より５倍効率が良くなる方法

こんにちは、やなだです！

今回はロングトーンについてのお話。

地味な練習だからできればやりたくないな、と思っている方にぜひ読んでいただきたい！

クラリネット奏者のわたしが実践している、効率よく練習効果を実感できる方法をお伝えします

はじめに：意識してほしいポイント３つ

具体的な方法に入る前に、まずはどんなロングトーン練習でも意識してほしいポイントをお伝えします

ここの意識を変えるだけでも、効率が２倍３倍と上がりますよ！

詳しく説明していきます

１.全ての音を同じ音量で吹く

全ての音というのは、自分が出せる最低音から最高音のこと

音によって音量差が出ないように、一定の音量で練習することが大切です

pならp、fならf、と全ての音を同じ音量で練習しましょう

出しにくい音があると曲練習でもアンバランスになってしまいますよね

ロングトーンで克服するのが一番効率が良いです◎

２.横隔膜を意識した腹式呼吸

ロングトーンでは呼吸の使い方も重要なポイントです

正しい呼吸の使い方ができると、より良い音が出せるようになります

横隔膜を意識した腹式呼吸については詳しく書いた記事がありますので、↓こちらをご覧ください

クラリネットが上手くなりたい！毎日５分でも効果が出る方法３つ

(※「クラリネットが上手くなりたい！練習方法①呼吸を整える」)

３.今何を意識して練習するのか整理する

練習するときに多くの人がやりがちなのは、

ということ。

ただひたすらにロングトーンをやる、スケールをやる、それはあまり効率の良い練習とは言えません

もちろん、やらないよりは全然良いのですが！

呼吸法改善のためにロングトーンをする、のような具体的な意識を持つことでより効果が実感できます

そして逆に色々と意識しすぎている場合、２つ以上意識するのはやめましょう

１つに絞って集中したほうが、更なる効率アップになります◎

今より５倍効率が良くなる方法①半音階のロングトーン

吹奏楽部さんにお邪魔したりすると、８拍吹き続けて２拍休むというやり方が多いのかなと感じます

そして決まった１つの調で１オクターブだけやる、という流れ。

冒頭でお話しましたが、全ての音でロングトーンするのがベストです

そして曲では、２拍分たっぷりとブレスを取れる時間があるとは限りません

瞬時にたっぷりとブレスを取る練習もする必要がありますね

以上のことを網羅する練習方法がこちら↓

初めは息が続かないということもありますので、テンポ100が難しければ110にしても大丈夫です

これを繰り返して毎日５回、3ヶ月続けるだけで今よりもかなり音を長く伸ばせるようになります

１回の練習ごとに、今は何を意識して練習するのかを決めてから始めるとさらに効率アップ◎

最初から完璧にできなくても大丈夫ですよ

あなたのできる範囲で、できることを続けていくほうが長続きします

テンポを速くしたり、回数を減らしたり、オリジナルの練習方法にしましょう！

今より５倍効率が良くなる方法②練習時間を正確に決める

部活動ではお友達とお話しながら、個人練習では携帯電話をいじりながら、と

ダラダラ練習になっていませんか？

これだと集中力が散漫してしまいます

１日に練習できる時間は限られていると思いますし、１時間なら１時間、と決めたほうが良いです◎

３時間でも４時間でも良いですが、しっかり休憩の時間も決めておきましょう

人間の集中できる時間は５０分程度といいますよね

その決まった時間内で、ロングトーンは○分、スケールは○分、と計画を立ててください

正直面倒です！

しかし一度流れを決め、時間に合わせてパターンを用意すればそれに沿って練習するだけ

計画を立てることのメリットは

これだけでものすごく効率の良い練習になりますよね！

逆に注意しなければいけない点としては、

あくまでも、ダラダラな練習をなくすために計画を立てるだけです

決してスケジュール通りにこなすことができなくても、落ち込む必要はありません

そして集中してほしいのは、冒頭で述べた意識してほしいポイント３つ

スケジュールを達成するためだけに必死にならないように、意識するところは分けましょう

練習にも、頭を整理する必要がありますね

まとめ：【クラリネット】ロングトーンのコツ伝授！今より５倍効率が良くなる方法

今回のコツたちは、実際にわたしも実践している練習方法になります

練習すればするほど効果を実感できる方法です！

明日すぐに効果が出るわけではないですが、２〜３ヶ月後のあなたは見違えるほど成長しているはず

自分を信じて、ぜひ挑戦してみてくださいね