こんにちは、やなだです!
今回は「練習してもなかなか上達できません」という方のためのお話。
いくら時間を使っても上達できない場合、必ず原因があります
その原因は何かを一緒に探していきましょう
上達する人と上達しない人の特徴
上達する人と上達しない人の特徴は明らかです
これは私自身も実体験があります
その特徴とは…
上達する人→先生に言われた練習方法を試す、よく考える
上達しない人→練習方法が自己流、何も考えない
たったこれだけの違いです。
(ちゃんと言われた通り練習してるよ!という方、後ほど触れるのでお待ちくださいね)
私も大学生になるまでは練習方法が自己流でした
ピアノ・クラリネット両方とも先生に教わった練習は「やります」と言うだけ
今自分が教える立場になってから改めて思いますが、先生に言われたことは素直に練習したほうが確実に上達します
それはなぜかというと、
なぜできていないか先生たちは原因がわかっているから
です。
その原因を直すための最適な練習方法を伝えてくれているのに、それをやらないのは上達の道を自ら外れているということになります
いくら練習しても上達しないのは当たり前のことですよね
先生たちだって同じ経験を、同じ道を歩んでいるからこそ分かる原因の解決方法です
「あぁ、これではだめだった」と自分で理解するまでに1年かかったとします
その間教わった練習を頑張っていれば、原因解決+ワンランク上の練習ができるのです!
私もこれを理解してから、先生に言われた練習は素直に取り組みました
その結果、大学4年間でポンコツから卒業試験1位まで登ることができたのです
それでは少し戻り、ちゃんと言われた通り練習してるよ!という方へ
その方々は下のことができているか確認してみてください
- できない原因がわかっているか(指が上がっていない、息の入れ方が違う、など)
- 教わった練習方法が、何のための練習なのか理解できているか
- 練習方法は何を意識して練習するかがわかっているか
上3つのことを理解していないと上達は難しいので、原因を探し理解を深めていきましょう!
練習時間と集中力
練習時間と集中力は人それぞれです
3時間集中できる人もいれば、1時間で限界という人も
何時間練習したらいいですか?なんてよく聞かれますが、その答えは集中力が続く限りだと思っています
正解の時間数はないので、その日の目標を決めて練習に取り組むのがおすすめです
例えば、
- ロングトーンで音を真っ直ぐのばす
- 曲の速いフレーズをリズム練習ができるまで練習
- タンギングを速くするために○回練習する など。
何か1つでもできるようにすると、達成感が生まれます
この達成感が自分自身の成長を感じることができますし、何よりモチベーションにつながる
ただひたすらに練習を頑張るのではなく「今日はコレを頑張る!」と決めて練習スイッチを入れましょう
メリハリをつけることで、練習効率がグンッと上がりますよ!
上達するために必要なこと
うりゃ〜!練習頑張るぞ〜!のような気持ちだけでは上達しないというお話をしました
上達するには、
- 先生に教わった練習方法を続ける
- その日に何を練習するか目標を決める
この2つが極めて重要です
では、根本の原因は何かもう一度考えてみてください
教わった練習を何も考えずに取り組むだけでは上達できません
上達の鍵は、どこに意識を向けるのかを考えるということ。
音楽は理屈では無く、感性・情熱だ!などという方もいますが、練習には理屈も必要です
自分のできないをできるに変える、そのためには考える力がなくてはいけません
”息が長く続かない”というのが原因だったとしましょう
では、その原因を解決するために考えられるのは?
- より多くの息を吸う(現段階であまり吸えていないから)
- 肩の力を抜く(肩に力が入って息の流れを邪魔しているから)
- アンブシュアの形を整える(形が悪いため、息が漏れている可能性がある)
色々あるかと思いますが、ここで大事なのは なぜできないかを考える こと
その原因を追求しないことには、上達した世界は遠ざかるばかり
感情も大切ですが、練習には考える力=理屈も必要だということを頭の片隅に置いていただければと思います
まとめ:【クラリネット】上達する人と上達しない人の違いは?原因と考える力
普段の練習が上達するかしないか、いかがだったでしょうか
必ずしも私の考え方が正しいとは言えませんが、今練習でお悩みの方にはぜひ試していただきたいです
自分で原因を探してみたけどわからない、という方はいつでもHPよりお問合せください
できる範囲でお手伝いさせていただきたいと思います
原因を解決して、更なる上達を目指しましょう〜!