こんにちは、やなだです!
今回は、周りと差をつけるための「クラリネット初心者が覚えたい基礎知識」について
知ってて当たり前だけれども、意外と誰も教えてくれない基礎知識までご紹介します
これを機にクラリネットの基礎知識をマスターしましょう!
クラリネット初心者が覚えたい基礎知識10選!
10選あるので、サクサク進めていきたいと思います
見やすいように3つの区分に分けて見ていきましょう
- クラリネット初心者が覚えたい基礎知識①準備物
- クラリネット初心者が覚えたい基礎知識②楽器の組み立て方
- クラリネット初心者が覚えたい基礎知識③クラリネットとは?
クラリネット専攻を卒業したやなだが、初めに覚えたい基礎知識をすべて伝授いたします!
クラリネット初心者の皆さま!いざ、スタートです!
クラリネット初心者が覚えたい基礎知識①準備物
まずは①準備物
今から始める・始めようとしているならば、既にお持ちの方も多いかと思います
具体的な相場も含め、お話していきましょう
⑴楽器本体
ここでは一般的なB♭管を取り上げています(※後に③で詳しく説明しますので、今は流してOK)
お値段:約10万円〜130万円
日本ではBUFFET CRAMPONというメーカーのクラリネットが主流な気がします
その他にもYAMAHA・SELMER・BACKUN等がありますね
とりあえず始めてみたい方は、予算内でお好きなものを選んでみてください
(※個人的にはYAMAHAの初心者モデルYCL-450がおすすめ)
先を見据え長く使いたい、音大を目指したい方は CRAMPON の R13・RCを選ぶと◎
数々のメーカーとモデルがありますので、コレが一番良い!…とは言えません
強いて言うなら、楽器は比較的高額なものが多いので、ご予算にあったものを選ぶのが良いと思います
楽器本体の他にも出費がありますので、そちらと合わせてご検討ください
⑵マウスピース
マウスピースとは、口にくわえる部分の部品のこと
こちらもたくさんの種類がありますので、選びたい放題です!
お値段:約2千円〜2万円
初心者の方におすすめなのは Vandoren の B40 か 5RV
初心者の方からプロの方まで使える、万能なモデルとなっています
この2種類なら、どのお店でも取り扱いがあると思うので、購入しやすいのではないでしょうか
ほとんどの楽器屋さんで試奏できるので、他にも気になったモデルを試してみるのもおすすめです
⑶リード
クラリネットは楽器に息を入れ、リードを振動させて音を出しています
よくわからないという人は、必要部品なんだな、ということだけ覚えてください
お値段:1箱10本入り 約3千円〜5千円
1本ずつ購入することもできますが、1箱ずつをおすすめします
全く同じものが10本入っているかというと…そうではないのです!
初めから凝った話をすると難しくなるので、また別の記事でリードについてはお話します
初めての方におすすめのリードと言われているのは、Vandoren の 青箱 2.5 or 3番
わたし自身が使いやすいと思ったのは、Vandoren の 銀箱 3番 です
数字が少ない方が薄く、音は鳴りやすいので初心者さんには2.5をおすすめします
※購入時に気をつけて欲しいポイント
必ずB♭管用のリードを選ぶこと
⑷お手入れセット
楽器を大事に使うためには、日頃のお手入れは欠かせません
こちらに関しては別の記事がありますので、気になる方はこちらをご覧ください
楽器屋さんで、既にセットになっているものが販売されています
お値段:約3千円〜4千円
楽器購入時に入っているものもあるので、必要なものだけ単体で購入するのも◎
クラリネット初心者が覚えたい基礎知識②楽器の組み立て方
クラリネットは組み立てが複雑な楽器です
組み立て段階で、高額な楽器を壊さないためにも必要知識となります
初めになんとなくの知識を入れておくだけで、実際の組み立てが簡単に!
小学生でもわかる組み立て方の動画を用意しましたので、ご覧ください
⑸楽器本体の組み立て方
⑹リードの付け方
同様に、リードの付け方動画も必要であればご覧ください
何回も見て、マスターするぞ〜!
クラリネット初心者が覚えたい基礎知識③クラリネットとは?
クラリネットを始めるにあたり、知っていて損はない情報を共有します
これを頭の片隅に入れておけば「そんなことも知らなかったの?」と言われる状況が減るでしょう
意外とあるあるで、自分基準の方が多いのか初心者さんに冷たい傾向がある気がしています…
恥ずかしい思いはできるだけ避けたいですよね!
⑺クラリネットは木管楽器
木管楽器、金管楽器、弦楽器などと分類分けされていますが、クラリネットは木管楽器です
単純に木で作られているから 木管楽器 ということになります
フルートやサックスも木管楽器の部類に入りますが、木で作られているわけではないですよね
それらはこのように覚えておいてください
フルート:昔は木で作られていた
サックス:リードを使って吹く楽器だから
なぜ木管楽器なのか説明できる人は少ないので、ぜひいざというときに使って欲しい。。。
⑻実音と音名が違う
実音:実際に出ている音
音名:音の名前
どういうことですか?と思いますよね、簡単に説明しますのでご安心を
クラリネットのドレミファソラシド、ピアノでは(♭シ)ドレ(♭ミ)ファソラ(♭シ)と弾いた音と同じです
運指の都合上、ピアノの(♭シ)から始まる音階の方が良かった、ということになります
まだ納得のいかない方は、調性の勉強をしたらきっと納得がいくのではないでしょうか
今度、調性についての記事を出しますね!
⑼クラリネットの種類
冒頭で出てきましたが、一般的にクラリネットと言われて想像するのはB♭クラリネットのことです
クラリネットは大まかに5種類ほどあります
・エスクラリネット(E♭ Cl)
・ベークラリネット(B♭ Cl)
・アルトクラリネット(Alto Cl)
・バスクラリネット(Bs Cl)
・コントラバスクラリネット(C.B. Cl)
B♭クラリネット以外の楽器は 特殊管 扱いです
管楽器の中でも音域幅が広いのが特徴であるクラリネット
ここにある5種類でアンサンブルしたら、とてつもなく楽しい演奏になること間違いなし!
⑽実は庶民的な楽器
今や値上がりで全くお財布に優しくない楽器ではありますが、大昔は庶民的な楽器でした
1700年代頃、王族貴族の間での習い事といえば ピアノやヴァイオリン
ピアノ・ヴァイオリンは音楽の歴史も長く、この頃既に楽器の改良が進んでいました
一方クラリネットはというと、1700年代初めに楽器が開発されたばかり。
今のような形ではなく、音域幅も狭い、扱いにくい楽器でした
まだ世に知られていない楽器でもあったので、王族貴族より庶民に愛されていたということです
まとめ:クラリネット初心者が覚えたい基礎知識10選!周りと差がつく専門知識
クラリネット初心者が覚えたい基礎知識10選でした!
この記事が、クラリネットを始めようと思う方の役に立てれば嬉しいです
今後もどんどん情報共有できたらと思いますので、よろしくお願いいたします♪
クラリネット仲間がもっと増えたら嬉しいな✨